現在までに医学会で報告のあったフコイダンの効果や機能についてまとめてみます。第一に、抗腫瘍・抗がん作用が上げられます。これは、フコイダンの持つ次の5つの作用によって証明されています。1.免疫増強作用による、2.アポトーシスによる、3.血管新生阻止による、4.転移・浸潤抑制による、5.がん細胞接着阻止による。これらの作用がマウスでのがん増殖阻害であるとか、延命効果につながっていることが報告されています。さらに、これらの作用は分子レベルまで解明されており、後は臨床試験等を経るばかりになっています。

第二に、胃における効果が示されています。これは、フコイダンがもつ次の3つの作用によって証明されています。1.抗ピロリ菌作用、2.抗潰瘍作用、3.胃部不快感の改善作用。これらは、ピロリ菌を捕獲する作用を示すことで胃粘膜保護作用や抗炎症作用が認められていることにあります。

第三に、抗アレルギー作用及び抗炎症作用、第四に肝機能向上作用、第五に抗コレステロールによる肥満抑制作用などが上げられています。その他では、抗動脈硬化作用、抗ウィルス作用、抗菌作用、抗酸化作用、美肌効果などが上げられています。最後の美肌効果は、保湿、シワ、シミ、クスミに効果があるとされています。